NEW NURSING

ハワイの疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

国際看護とは?

今日は、時間あるので、秘蔵写真をUP!

「こんなCRAZYな看護師もいるんだ。」

と思っていただけると幸いです。


看護教育課程で

「国際看護」という領域が、

「災害看護」と合わせて、

去年からどちらかが授業で必修となりました。


「国際看護」と定義はまた確定していませんが、

個人的な定義は「地球をフィールドとした看護」です。


要するに「どこでも!なんでも看護!」です。

世界どこ行っても、その地域の看護があるし、

看護師同士ってのは仲良くなれるんです。


百聞は一見に如かずで、いろいろ紹介していきます。


いつも言われるのが、

「どうやって通信してるの?」ってこと。


バックパックひとつでどこの国でも行くので、

内容は最低限なんですね。


これが、基本セットです。

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1 ) ノートとペン

ノートは日記をつけたり、情報を書いたりと本当に大切。

移動中も携帯しやすいように、モレスキンの小さいのを愛用しています。

もちろん、ペンは看護師らしく、日本の3色ペンを数本持参しています。

なんでも、書きまくるノートです。

モレスキンが丈夫だし、量も多いし、立ったまま書けるのでマジ重宝。


2 ) PCとNET USB

PCは研究所と通信したり、情報を得るための必需品。

普段はmacですが、サバンナや砂漠に行くことが多いので、

耐久性のみでLET'S NOTEの一番小さいのを使用しています。

マジでマジで、ものすごい環境で使っていますが、

傷とヘコミだらけですが、ちゃんと作動してくれます。

マジでRESPECT!

国際保健で現場主義の人は、外人も含め、

みなLET'S NOTEを持っており、よくPC話で意気投合します。


トップシークレットがこの VODACOMの NET USB です。

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この本体の中に、

現地のVODACOM系列の携帯会社のSIMを入れて、

お金を登録すると、NETできるようになります。


今のところ、世界で一番広く使えています。

アフリカや中東はパーフェクトです。


NET速度は非常に遅いですが(たまに日本より早いです)

料金は使っても1日200円くらいで助かります。

なんせ、携帯電話がつかえるところではドコデモ、

NETできるので革命的なデバイスです。

価格も$80くらいで買えます。


毎日の夕方に、このUSBを使ってNET環境を作り、

研究所にメールしたり、SKYPEで助言をもらったりしてます。


3 ) ケータイ

写真には写っていませんが、

NOKIAの小さいなケータイを持っており、

その国のSIMを同じように挿入して使用します。


海外はほとんどが、スクラッチ式の料金なので、

必要な金額のスクラッチを露店で買って、

クラッチを削って、番号をPUSHすると

携帯電話に料金が課金されて、

その範囲内で使用できるというシステムです。


あまり、高価だとすぐに盗まれてしまうので、

電話とショートメールができる安い機種を持っています。


病院や紛争地だと、

デジカメをだした瞬間取り押さえられてしまうので、

写真は、日本のiphoneでさりげなく撮影しています。


基本的にサバイバルしながら、

アフリカや中東をめぐって、このような連絡手段で、

公衆衛生や看護を研究しています。


ちなみに、夕方の散歩が趣味で、

いろんな人と友達になって、会話を楽しんでいます。


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こうやって、世界どこでも受け入れてくれるのは、

看護師だからなんですね!


マジでいい職業選びました!