東京コミットメント
新年、本日が仕事始めとなります。
ハワイも雨と風の強烈な嵐で、
ついに冬と雨季の到来となりました。
今週は、まったりと書類作業です。
昨年、2019年はなんとも
リズムのつかめない年でした。
記事も更新できずに、申し訳なかったです。
6月までの前半はスランプで、
同じやり方でしか仕事を進められない
自分の成長の壁に、かなり苦しみました。
研究や自分の会社など
進行状況は悪くはないのですが、
「いつもと同じやり方になってしまう」
「自分が成長している実感がない」
「過去の学習と経験に、はまっている自分」
が本当にストレスでつらかったです。
12月までの後半は一転して、
国際プロジェクトを複数抱えることになり
毎週ハワイと日本を往復する生活でした。
月・火・水 → ハワイで講義・研究
金・土・日 → 日本でプロジェクト
と、体力的につらい状況で
普段まったく怒らない人なのですが、
珍しく仕事で声を荒げたりしていました。
本当に申し訳なかったですね。
そんなジェットコースターのような1年でした。
苦しみ抜いた1年でしたが、
おかげさまで、次のステップへ成長できました。
自分の限界を知れたことで、謙虚さを取り戻せたし、
国際的なプロジェクトも、安定してマネジメントできています。
年末年始の10日間は、完全にオフにして
ひさびさにリフレッシュできました。
何年ぶりのTO DOリストがない年末年始で
ドローン飛ばしたり、プラモデル作ったり、
新しい自転車を買って、近所散歩したり、
35才男子の日常生活を堪能しました。
ひとつの区切りですね。
休みの後半は、働きたくて仕方なかった(笑)
それで、2020年は何をしますか?
というと「原点回帰」します。
もう一度、「東京」にコミットしようと思います。
もちろん、ハワイに住んで
ハワイ大学で働くことがメインですが。
さらに、「看護」を
もう一度中心においた企画を考えています。
臨床疫学や病院のDX(デジタル化)
アジア太平洋地域におけるプロジェクトも
従来通り、コアの仕事のままです。
実は、こっそりとオフィスも増やしており、
ハワイ、東京、札幌に会社のオフィスがあります。
ここ数年、日本、特に東京で仕事していると
同業者である疫学者(もどき)や看護師からの
批判(特にマウンティング)が多く、相当嫌になっていました。
個人的には、ほっといて欲しいのに、
ネットやメールでいろいろと絡まれてドン引きです。
だから、自分の地元である東京で
大きな仕事をすることを避けてきました。
批判されるくらいなら、前に出たくないし
出る必要もないなー、と思っていました。
こっそりと、自分のやりたいこと
自分のやるべきことをやろうと。
ただ、その中で、
10年前に自分が臨床や大学院で悩んでいたことが
今の日本の現場でも全く改善されていない状況に
衝撃を受けて、少しづつ気持ちが変わっていきました。
臨床現場では、年功序列で依然として働きにくい環境
病院のIT化は進まず、仕事は増えるばかり。
大学院では、期待したことを教えてくれずに、
研究方法やキャリアパスも不明瞭である。
特に、大学生からの「先が見えないんです」
というコメントには感じるものがありました。
誰かが日本の医療を変えてくれると思ったけれど、
結局、10年たっても変える人は現れなかった現実。
仕事や研究というより、
一人の医療者として、感じる、思うものがあり
気持ちが「東京コミットメント」へと動きました。
何が正解かわからないけど、
とりあえず、自分が前に出て行動してみようかなと。
もう一度、東京でいろいろとやってみようかなと。
自分の実力もついたし、
信頼できるチームもあるしね。
ということで、2020年は東京で
様々なプロジェクトを進めていきたいと思います。
絶賛、現在調整中です。
東京オフィスも復活したし、
月に2回がんばって東京に帰って仕事します。
まずは、臨床現場に焦点をあてて、
教育と管理に絞って、セミナー等を行う予定です。
少人数で、キャリアの相談もできたらと思っています。
調整中なので、詳細決まったら、また方向しますね。
そして、何より、ちゃんと
記事を書いていこうと思います(笑)
以上が、去年の振り返りと今年の目標でした。
今年も、よろしくお願いします。