夏のキャリアセミナー(報告)
今回は夏に秋葉原で行われた
キャリアセミナーを共有します。
夏のセミナーに参加して頂いた方
協力して頂いたファシリテーターの方
本当に、本当にありがとうございました。
「看護師キャリア開発セミナー」
主 催:NEW NURSING株式会社
日 時:2018年7月14日(土)
時 間:9:30〜15:30
場 所:秋葉原アキバプラザ
(東京の秋葉原駅から徒歩2分)
料 金:7000円(税込、昼食代込)
定 員:50名前後 100名にしました
コンセプトは、
「看護のキャリアを全て見せます。」
若手で活躍している人材を
片っ端からブッキングしました。
自分が、一番衝撃を受けました。
看護人材の質に、感動しました。
後ほど会計も公表しますが、
利益をあげる企画ではないので
しっかりと良い会場を借りました。
アキバプラザ、とても良かった。
キレイで使いやすい会場でした!
ファシリテーターで会議をして
仕事を分担して開場となりました。
専門看護師(CNS)チームが受付担当でした。
凛とした雰囲気、ありがとうございました!
専門看護師(CNS)チーム (チームカラー:紺色)
齋藤 大輔 先生
(杏林大学医学部付属病院
急性・重症患者看護専門看護師)
梶原 絢子 先生
(自治医科大学附属さいたま医療センター
急性・重症患者看護専門看護師)
山崎 千草 先生
(東京女子医科大学大学院
急性・重症患者看護専門看護師)
渡辺 健太 先生
(杏林大学医学部付属病院
感染管理認定看護師教育課程修了)
岡田と斎藤で、最終調整中です。
岡田のマネジメントスタイルは
「権限委譲と自主自律」です。
「責任はすべて岡田が取るので、
各自の判断で好きにやって下さい。」
朝にファシリテーターに伝えた内容です。
デキる人材は、心理的安心感の中で
自由に意思決定・活動させるのが
パフォーマンスを引き出すコツです。
自分の想像をはるかに凌駕する
パフォーマンスでした。すごいなー。
まずは、斎藤大輔が専門看護師(CNS)と
看護師としてキャリアを解説しました。
会場の和まし方、旬な話の展開など
「天才か!」と思うプレゼンでした。
その場で、他のCNSにも意見を聞いて
議論している場面は、本当に理想でした。
斎藤がセミナーのプロデューサーです。
次は、診療看護師(NP)について
関口奈津子先生のプレゼンでした。
診療看護師をわかりやすく解説してくれて
自分も初めて日本版NPを理解できました。
診療看護師(NP)チーム (チームカラー:赤色)
関口 奈津子 先生
(榊原記念病院 診療看護師)
有阪 光恵 先生
(東京臨海病院 診療看護師)
池田 達弥 先生
(東京ベイ・浦安市川医療センター 診療看護師)
自然体で、会場の参加者や他のチームと
うまく議論を展開してくれるチームでした。
本当にありがとうございました!
診療看護師に対しては
病院毎に温度差がありますが
中規模病院がリーダーとなって
革新的な役割や期待を担っています。
新しい分野で会場からの質問も多く
大学院修了後の臨床研修などにも
チームとして答えてくれていました。
最後は、岡田が
公衆衛生や新しい領域を紹介しました。
自分のプレゼン時間のほとんどを
他人にプレゼンさせるという作戦です。
この他力本願の作戦が、スゴかった(笑)
院外キャリア(PH)チーム (チームカラー:灰色)
岡田 悠偉人
(ハワイ大学がんセンター がん疫学部疫学者 MPH修了)
鈴木 明規 先生
戸田 はるか 先生
(厚生労働省医政局看護課 国際保健学MS修了)
下地 昇太 先生
鈴木 明規 先生による
周麻酔看護課程と麻酔看護師の働き方の講義でした。
日本でもいくつかの病院が
麻酔看護師を活用していて、うれしかったです。
クールなプレゼンでしたが、
内容がかなり刺激的でした!
戸田 はるか 先生による
看護系技官のキャリアのプレゼンです。
実は、岡田がプレゼンする10分前に
「はるかさん、プレゼンでもしとく?」
と無茶振りをしたのですが、
「あ、いいよー。」とサラッと
最高のプレゼンをしてくれました。
普通は、そんなにサラッと
良いプレゼンできないでしょ(笑)
政策的な話を聞けて、とても勉強になりました。
下地 昇太 先生による
病院の経営とMBAに関する話でした。
訪問看護部門の財政評価や
人件費のコンサルテーションなど
具体的な内容を丁寧に解説してくれました。
大学時代の後輩となり
一緒にステージに立てて感無量でした。
大学時代は、ほぼ毎日
一緒に運動して、飲み歩いていましたからね(笑)
みんな、看護師です。
看護の世界の広さを体感できました。
最先端の看護を見せたいと思い
昼にはVR(仮想現実)による
看護教育システムの展示をしました。
世界に数台、日本に1台しかない
VRによる看護教育システムを
Johnson & Johnson 株式会社から
やや強引に借りて展示しました。
アメリカにおける医学・看護教育は
シュミレーション教育から
VRによる教育へ移行しています。
ゴーグルと、手にもつ機材で
手術室の空間で、手術器材を掴んで介助できます。
ぼくらも様々なプログラムを拡大していますが
今のところ、手術室教育と相性が良さそうです。
人工関節が3Dプリンターになってくるので、
従来と異なる特殊な手技が必要になります。
「看護の最先端は、このレベルまで来てる」
という「衝撃」を受けて欲しかったのです。
臨床にいると辛いことも多いですが、
臨床にいる看護師のみなさんのおかげで
この世界がカラフルになっています。
看護の未来に可能性を感じて
上を向いて、働いてほしいのです。
Johnson & Johnson 株式会社さま
本当に、本当にありがとうございました。
午後はキャリアシートを使いながら
自分のキャリアを議論する時間になりました。
まずは、写真を使って
自分のライフプランを考えて
そこから看護師としてのキャリアを考えて
具体的なアクションプランに落とし込みます。
ファシリテーターが会場をまわって
その場でいろいろな質問に答えてくれました。
CNSにもNPにも、その場で
相談できるなんて、最高の環境だよね。
こんな環境、学生時代に欲しかったです。
みんな、楽しそうでした!
次が、個人的に一番好きな写真です。
期待している2人が真面目に議論中です。
チーム名寄も岡田と師弟関係ですが、
給料叩いて来てくれて、ありがとう(笑)!
看護師1年目という早い段階で
衝撃を受けてもらえてよかった!
チーム聖路加もありがとう!
青木 悠 先生
最高の写真をありがとうございました!
看護師キャリア開発セミナーに
参加して頂いた方に重ねて感謝申し上げます。
「神回」以上のセミナーでした。
自分で言うのも何ですが、
ぼくらのセミナーは次元が違います。
ぜひぜひ体感しに来て下さい!
全然、気軽な気持ちで大丈夫です。
岡田は全く働きませんが(笑)
最強のチームであなたをサポートします。
ファシリテーターのみなさんも
本当に、本当にありがとうございました。
最高のチームでした!
岡田が勉強になりました!
なお、ファシリテーターはみな
ボランティアによる参加でした。
透明性(Transparent)は
信頼を構築する上で一番大切なので
アンケート結果や会計を公表します。
学会などによるセミナーでも同様の
アンケート結果や会計に関する公表を求めます。
1) 本セミナーの満足度は、
何点(100点満点)ですか?
回答率85%
100点:44人 (51.8%)
90-99点:25人 (29.4%)
80-89点 :7人 (8.2%)
70-79点:8人 (9.4%)
50点:1人 (1.2%)
80点以上が、89.4% でした。
2) 講義や資料は、
自分のキャリアの参考になりましたか?
回答率91%
はい:90人 (98.9%)
いいえ:1人 (1.1%)
3) このセミナーを
他の人にも勧めたいと思いますか?
回答率91%
はい:89人 (97.8%)
いいえ:2人 (2.2%)
4) 本セミナーに関する
コメントをご自由にお書き下さい。
アンケートを参考に
さらにセミナーの質を改善していきます。
会計の概算は、以下の通りです。
収 入:70万円(7000円を100人)
支 出:84万円(14万円の赤字)
<支出内訳>
会場の設営費:35万円(マイクなど含む)
昼飲食支払い:18万円(1500円を120食)
ボランティア:13万円(交通費として)
プリンター代:5万円
消費税支払い:5万円
打ち上げ代金:4万円
カード手数料:2万円
資料の印刷代:2万円
他の領域のビジネスで
利益があるので心配しないで下さい(笑)
看護の未来に投資しているだけです。
本物のセミナーをお届けしたいだけです。
次回は、札幌での開催になります。
夏のセミナーとは、少し異なる内容になります。
札幌でお待ちしております。