NEW NURSING

世界で活躍する疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

看護とお金

GWで観光客が多いハワイですが

自分は普通に毎日仕事しています。

 

春休みはとても楽しく

沖縄はやっぱり最高でした!

 

同級生、後輩、人生を教わった先輩

会いたい人すべてに会えました。

 

看護師のみなさん

次の旅行は沖縄でお願いします。

 

お金持っているでしょ(笑)!?

 

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今回は、自分が進めている

「看護10億円ファンド」

について解説したいと思います。

 

今の日本看護の課題は

大きく3つあると考えています。

 

# 看護教育

# 看護管理

# 資金調達

 

この3つが、ぼくらの世代で

絶対に解決しなければならない

日本看護の大きな課題です。

 

そもそもセンスのない

古い看護世代が残した

負の遺産なのですが。

 

これらの負債は

後輩には絶対に残せないので

行動を持って解決していきます。

 

今回は、3つ目の課題

「資金調達=投資対象としての看護」

がテーマになります。

 

ひとことで言うと

「自分自身の成果でお金を稼ぎなさい」

ということです。

 

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1) 専門職としての経済的独立

 

まずは、お金の話をしましょう。

 

というか、

今回はひたすら「お金」の話です(笑)

 

医療や看護では、お金の話はタブーで

ぼくに来る批判のメールもほとんど

医療や看護を金儲けに使うな、という内容です。

 

実際、ぼくらは高いFeeを取っていますが、 

それは「市場で」価値のある内容だからです。

 

日本では看護は専門職と習いますが、

そもそも専門職とは何なのでしょうか?

 

その定義の1つには

「高度かつ専門的なサービスを提供して

 独立的に料金(Fee)を稼ぐ仕事」

があると思います。

 

看護が専門職というなら

自分自身で「独立」して

お金を稼ぐべきです。

 

長い間、看護の専門性を

妨げているのは経済的独立です。

 

診療報酬というシステムは

医師と病院にお金を払うもので

看護に独立的に、また看護独自に

支払われる料金はほとんどありません。

 

つまり、看護師は

医師や病院に落ちた医療費の一部を

間接的に給料としてもらうのです。

 

7対1看護も結局、看護師の人数であり

ケアの量や質は反映していないし

入院費の加算としておりています。

 

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だから、中長期的に

看護師は自分の看護が

いかにアウトカムに貢献しているかを

数値でしっかりと示して

診療報酬上において

看護師のケアに対して

直接支払いを得るべきです。

 

直接的な支払いがなければ、

いつまでも経済的独立できずに

専門職とは言えない状況のままです。

 

それをしない限り

今後、給料があがることはありません。

 

よく友人や後輩のCNSが

「大学院出たけど給料あがらない」

と言うので、疫学者として

マジでブチギレしています。

 

そんなん、当たり前です。

 

だって、自分の専門的なケアが

どれだけアウトカムに貢献したという

数値が「日本全体」で1個もないんだから。

 

「俺デキル看護師だから

 給料あげてくれよー。」

 

と言われても、根拠がなきゃ

誰も信じないと思います。

 

そして、残念なことに

いつの間にか、お金を得るために

病院でのケアをおろそかにして

公演や出版に走っています。

 

そこじゃなくて、

本業の病院内で測定することを

全力でがんばってほしいのですが。

 

だから、

看護を徹底的に測定すべきです。

 

そして、

看護として診療報酬上でしっかりと

直接評価(支払い)されるべきです。

 

専門職は、自分の価値と成果で

お金を稼いでこそ専門職なのです。

 

組織と他人のお金の一部をもらっている間は

間違えても「専門職」とは名のれません。

 

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2) 資本主義と向き合う

 

ぼくらが生きている社会は

大きく2つのルールに支配されています。

 

「民主主義」と「資本主義」です。

 

ぼくらの給料は基本的に

資本主義から生み出されています。

(日本の医療は民主主義「的」ですが)

 

資本主義は要するに

「資本=お金」が権力になる世界です。

 

まったく不完全なシステムですが、

この資本主義からは逃げられません。

 

この世の中は、良くも悪くも

お金が支配する世の中なのです。

 

この資本主義と向き合わない限り

みなさんの理想する看護は浸透しません。

 

看護を変えたいと思うなら

政治や経済を勉強して下さい。

 

看護の勉強をする前に

もっと世の中全体として大切な

政治や経済、ビジネスの勉強をして下さい。

 

そちらの方が100倍大切です。

 

お金なきゃ、

明日のコメも買えないでしょ!?

 

まずは、今日の仕事の帰りに

日経新聞(180円)を買ってみましょう。

 

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では、ぼくらは、この資本主義と

どのように向き合って

生きていくべきなのでしょうか?

 

もちろん、

お金中心の資本主義を

変えることはできません。

 

だけど、資本主義というルールの中で

良い方向に世界を変えることができます。

 

つまり、ぼくらにできることは

資本主義をうまく使って

「正しいお金の流れ」を作ることなのです。

 

資本主義の中では、

お金で悪い社会を作れるし

お金で良い社会も作れるのです。

 

つまりは

お金の流れしだいだと言うことです。

 

だから、

資本主義のルールにのっとり

ぼくは看護を使って

良いお金の流れを作って

悪いお金の流れに対抗して

良い社会を作りたいのです。

 

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資本主義では

自分でお金を作れない人は

価値がないと判断されてしまいます。

 

そして、価値のないところには

お金や情報、世の中を変える権力は

絶対に集まりません。

 

それがルールなのです。

 

だから、ぼくらは

診療報酬にたよらずに

一般ビジネスマーケット

つまり自由市場で

看護の専門性を売りにして

しっかりとお金を稼いでいます。

 

自分の価値を

マーケット(市場)に問うているのです。

 

そして市場で評価されているので

今は業界をリードする権力を得ています。

 

ちなみに、ぼくらは

業務、会計、顧客は一般公開していません。

 

情報公開すると、いろんな人が近づいてくるし

自分たちの好きなようにやりたいので。

 

すると不思議なことに

診療報酬では評価されない看護が

自由市場では医師よりも高く評価され

幸いにも多くのお金を集めています。

 

もちろん、努力と勉強の成果です。

 

看護がビジネス市場にて価値があり

独立してお金を集められることを

自分自身で証明しているのです。

 

先週も今期の法人税を払いましたが

中古一軒家くらいの金額でした(涙)

 

診療報酬において

看護に対する直接支払いも大切ですが

一般市場においても

看護の価値でお金を集めることも

看護の独立=専門性として不可欠です。

 

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ぼくらから言わせれば

診療報酬なんて安定しているし

そもそも税金投入されているし

マジで甘い環境すぎます。

訪問看護は、がんばっている!) 

 

医師も看護師も到底

ビジネスとは言えない環境で

給料をもらっているのです。

 

だから、

看護の視点と思考を使って起業し

看護や公衆衛生の価値を社会に問う人が

もっと多く出てきてほしいと思います。

 

そういう人は

全力でサポートしています。

 

看護として資本主義の未来を

どう生きるのかを深く考えて

さらには行動してみて下さい。

 

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3) 看護10億円ファンド

 

ということで自分は今

看護に対する投資を行うために

「10億円ファンド」

の構想を進めています。

 

大学4年生の時から言っていますが(笑)

 

今年から実際に行動しています。

 

ぼくらの会社も含めて

いろいろな会社から資金を集めて

将来性のある看護の案件に

どんどんスピーディーに投資できる

柔軟なファンドを創設したいのです。

 

10年以内の開始を考えていて

5年と少しで実行できると考えています。

 

だって、大学の研究もいつまで

科研に頼っているのですか!?

 

文科省や厚生省の顔色を伺いつつ

研究予算を申請しなきゃいけないから

ブッとんだ研究なんてできないでしょう(笑)

 

だけど、今の日本では

科研以外に研究費の軸がないのも現状です。

 

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また起業するのも、本当に大変です。

山ほど書類を書いて、銀行行ってお金を借りて。

 

たいがいお金を貸してくれません(笑)

 

ベンチャーキャピタル(VC)もヒドイよね。

 

最初はダメ出しして資金出さないのに

後にうまく行っていることがわかると

ひたすら資本投下しようとするスタイル。

 

ぼくらは自由に

自分の信じるビジネスをしたいだけで

Exit(身売り)する予定もないしね。

 

お金じゃなくて

世の中をよくするために

しっかりとビジネスしているので。

 

ぼくらは、世の中を変える

看護の研究や起業に対して

ポンって1000万出せる

ファンドを作りたいのです。

 

「地方のICUでClinical Indicatorを

 測定するシステムを作りたいのですが。」

「はい、どうぞ1000万。失敗してもいいよ。」

 

不妊も含めて妊娠管理を一括して

 管理できるアプリ作りたいのですが。」

「はい、どうぞ1000万。失敗してもいいよ。」

 

失敗しても返す義務はなく

逆に、起業に失敗したら

「次はもっとうまくできるから」と

さらに1000万出してあげたいのです(笑)

 

粋でしょ!?

 

で、研究や事業がうまくいったら

そのモデルをぼくらと一緒に拡大して

1000万円とプラスで返してもらって

次の人にお金をバトンタッチします。

 

そんな良いお金の循環を作りたいのです。

 

看護師も自分でお金を稼げるし

世の中も良くなる本当の意味での

資本主義を実現したいのです。

 

普通の銀行やVCなら

絶対して貸してくれないからね。

 

10億円あれば、

案件を100件実行できるし、

相談にも乗れる数だしね。 

 

研究や起業への敷居を下げて

規制概念に捉われずに

看護をスピード感をもって

発展させていきたいのです。

 

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「投資対象としての看護」 

 

 これをもっともっと議論すべきです。

 

看護はマーケットが広く

さらに拡大しているので

投資すれば良い回収ができるでしょう。

 

投資家にもいい案件になると思います。

 

だけど、看護の人は

お金の話嫌いだし、ビジネス下手だし

看護が投資されるべき案件として

マーケットにうまくアピールできてません。

 

だったら、将来的に

看護師のぼくが投資しましょう。

 

今、看護を発展させたいと思うなら

看護で世界を変えたいと思うなら

看護にお金を集めることが必要です。

 

お金を集めれば

自由におもしろいことでできるし

看護も急激に発展することは確実だし

結果として世の中もよくなると思います。

 

ただ、市場価値がどうなのか

どれくらい回収できそうなのかを

ビジネスベース話せる人材が必要です。

 

投資を理解する上で

個人的に良かった本は次の2冊です。

 

10年後には日本の訪問看護や病院に

M&Aを積極的に仕掛けたいと考えています。

 

生涯投資家

生涯投資家

 

 

 

だから、純粋に

「看護とお金」の議論をしましょう。

 

お金だけの話をしましょう。

ソーシャルビジネスは、もういいです。

 

しっかりとお金を稼いで世の中を変える

看護を軸として展開するビジネスが必要です。

 

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ということで

「看護とお金」の話でした。

 

お金、お金といいますが、

やっぱり自分の価値が社会に認められて

看護に対して直接支払いされる満足感は

何にも変え難いので、楽しく続けています。

 

お金を儲けつつ、スピード感をもって

世の中を良い方向へ変えれるのです。

 

思った以上に

一般企業が看護をサポートしてくれるし

一般市場が看護を高く評価してくれています。

 

見せ方の問題なのです。

 

ぼくらが思っている「看護」は

自分たちが思っている以上に

「市場」で価値があるのです。

 

やっぱり、アメリカみたいに

修士をもったAPN(Advanced Practice Nurse)には

年収1000万を払いたいし、

それは相当簡単に、実行可能です。

 

後輩に背中で夢を見せれないと

先輩としてダメでしょ(沖縄的に)

 

だから、ぼくは

看護の価値を世の中に問うために

起業してお金を稼いでいるのです。

 

日本発、世界で一番の

看護(と疫学)の会社にしていきます。

 

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