忙しさの中で思うこと
またまた、お久しぶりです。
かなり多くの方々に読んで頂いているのに、
内容を更新できずに大変失礼しました。
相変わらずに元気ですが、
あまりに忙しすぎて、
2月以降の記憶がほぼないです(笑)
数日前に6月に入り、仕事もかなり落ち着き、
やっと自分を振り返る時間ができました。
かなり無理して疲れていた自分を
セルフケアする時間が少し必要な気がします。
ハワイに住んでいますが、
いろいろ飛び回り、毎月日本に帰って、
そそくさと日本の仕事をこなしています。
日本各地に行きましたが、記憶がないです(笑)
いろいろとお世話になっているので、
そのうち、写真を整理して載せますね。
パスポートは辞書並みの厚さになり、
JALはスーパーVIP待遇だし、
アメリカの入国では不審者扱いだし、
自分でも何やってんだかと思う今日この頃です。
ハワイでの仕事は順調で、
ひたすら研究者が持ってくるデータを解析し、
またゲノムなどの自分の研究も、
忙しい合間を縫って、進めています。
仕事のほとんどは、
スーパーコンピューターを使っての
統計ソフトのプログラミングで、
機械学習(Machine Learning)で解析しております。
機械学習とは、機械が学習に従って、
自動的にゲノムなどのデータを解析して、
分類や予測をしてくれる超便利なプログラミングです。
もちろん、
プログラム組むのは非常に大変なのですが、
将来的にはこれできないと生き残れないので。
そろそろディープラーニング(Deep Leaning)で、
医療データを解析するプログラミングを組もうを思っています。
今回はその忙しさの中で、
ふと思うことをつらつら書きます。
特に、成田空港からハワイに帰るときに、
いつも日本の看護を危惧してしまいます。
今の日本の看護には、グローバルなチームで、
多言語を駆使して、他文化に配慮しながら
リーダーシップをとれる人材が必要です。
なにせアジアのリーダにならないと。
そして、やっぱり、看護の若い人材から
ゲノム解析、医療のビックデータ解析、
ディープラーニングのプログラミングができる人材が
出てこないと、日本の看護の未来は、ないです。
日本の看護は今、
「看護師が、看護はこうあるべきだ」
と自分自身で自分を窮屈に定義しすぎてる気がします。
特に古い人たちが、間違った方向に定義して、
若い人たちに強制しているのは、見るに耐えないです。
たまに看護のお偉い人と話をすると、
非常に息苦しい気がします。
看護の独特の文化ですね。
繰り返しになりますが、
人の命を救えれば、
看護の定義はなんだって良いし、
看護は自由な概念で、
どんどん更新されるべきだと思っています。
もちろん、多様性があるべきだと思う。
私はこう思う、オレはこうだと思うで全然大丈夫。
看護師が看護を定義するのではなくて、
市民と時代が看護を定義するものだと考えています。
特に学生や新人看護師と議論すると、
時代に敏感な世代なので、新しい発想でいつも驚かされ、
いつまでも新しい感覚を否定しない人でありたい、
と考えています。
従来の看護に縛られすぎると、
想像力が欠如して、自由で柔軟な発想を失います。
特に、岡田の仕事が
古い看護の人にまったく理解されないのが、
かなりイタイです。会話が成立すらしない(笑)
まさか看護師でゲノムを解析して、
世界を飛び回って、自分でお金を稼いで、
自由に生活してるなんて、無理でしょと。
けど、それができる時代になったのです。
若い世代は、自分の生活と思考を
かなり指示してくれていると信じています。
自分は、
わかる人にはわかる Aesop(イソップ)的存在を
目指しているので大丈夫です(笑)
自分は、普通の日本人看護師ですが、
# ハワイ在住
# 毎月海外を飛び回る
# 自分のビジネスがある
# 医療統計の研究者である
# 自然とお酒が大好き(笑)
という生活が、
古い人の想像力の超えているので、
理解されないのでしょう。
ちなみに、ただの
時代的な背景と努力の結果です。
飛行機搭乗前にシャワーのように、
一回看護という概念を洗い流した方がいいです。
個人的には、看護を一度捨てる勇気が大切だと思います。
そして、自由な発想と想像力で、
医療と看護を考えて、自分なりの表現してほしいと思います。
基準は、「カッコイイ」か「ダサい」かだけです。
音楽のように、いろんなジャンルとスタイルがあっていい。
看護だけでは、何か足りないです。
看護と何かを自由に組み合わせて、
新しいものを創造することが、
世の中のため、
そして自分の理想とする生活のためになると思います。
日本の看護とだいぶ距離を置くようになっていますが、
さすがに、自分も中堅になってきたので、
自分の考えや仕事を、後輩や教え子にしっかりと見せて、
自由に生きることを教える責任があります。
個人的には、
大学の後輩に背中を見せたいだけなのですが。
早く追いつけ、ここまで来て、早く超えろと。
ただ、いろんな人に、
世界を飛び回っている日本人看護師がいるんだと
衝撃を受けてもらって、夢を広げてほしいと思います。
自分自身も大学、大学院時代に
国連や大手企業の重役として働く
看護師と話して勇気をもらい、
自分のキャリアのブレイクスルーになりました。
こんな人材が世界にいるんだ!と
ハンパない衝撃と受けるとともに、
毎月、海外で仕事できるなんて
本当に理想だなと思っていました。
まさかの10年後に、
自分が今月はマーシャル諸島で、
来月は上海で仕事する
とは思っていませんでしたが(笑)
そこで、ゆっくりですが、
後輩と教え子とメインとして、
この文章を読んでくれている方々を対象として、
2つのプロジェクトを進めたいと思います。
1) 映像による講義
日本を含めて各地でプレゼンする機会があり、
その内容を映像にして無料で見れるようにしようと考えています。
もちろん、日本で一番の講義だと自負しています(笑)
先日の認定看護師の講義で、
衝撃で震えたとの意見を頂きました。
それはスゴかったということ!?
特に地方でがんばっている看護職に見てほしいので、
そのうちに、ハワイ大学の教室を借りて撮影し、
youtubeにでもUPしようと考えています。
看護師のキャリアアップや論文の読み方、
臨床の知識など、少しづつ映像を作っていく予定です。
何か、いいトピックがあれば教えて下さい。
認定看護師や専門看護師などにも依頼して出演してもらい、
看護の無料映像チャンネルにできたら良いなと考えています。
夜勤の間にもケータイで、さっくり見てる感じの内容で。
ニーズが知りたいので、ご意見お待ちしております。
2) キャリア相談
最近は、非公式ですが、後輩や海外留学希望の看護師など、
様々なキャリア相談を受けることが多く、
無料のキャリア相談を開設しようと考えています。
メールだと打つのが時間かかるので、
SKYPE、Facebook電話、LINE電話などで話を聞いて、
アドバイスをするスタイルがいいですかね。
転職や留学、進学など
何か相談があれば、気軽に答えます。
特に誰かハワイ大学大学院来ないですか!?
大学側も日本人が少なくなったと言っていました。
認定や専門看護師を紹介することも可能で、
具体的な手続きの支援は、さすがに少しお金をもらいますが。
これも、実際にニーズは知りたいので、ご意見お待ちしております。
ちなみに、これが
ハワイ大学がんセンターの研究者プロフィール写真で、
その自由さに驚いております。
また、いろいろ書いていきます。