NEW NURSING

世界で活躍する疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

Leadership

あまり知られていませんが、

日本の看護界からも

様々なリーダーシップを発揮している人

が少しづつ出てきています。


日本で専門看護師を創設し、

日本における精神看護と災害看護を確立して、

国際看護師協会の会長を勤めた

南裕子先生は世界的に著名ですね。


おかげで海外に行くと

Japan = Disaster Nursing と言われます。

最近は Fukushima ばかりですが。


若手では、

ワンコイン検診にて

社会起業家と知られている

ケアプロ川添高志CEOが

社会全体を改革していますね。


f:id:yuito33:20121124143825j:image


おそらく「看護の視点」が

社会と地域を基盤としているので、

看護におけるリーダーシップはそのまま

社会全体におけるリーダーシップに

つながりやすいのだと思います。


これからの高齢者化社会や

生活習慣病の激増を解決できるのも

「看護の思考」であり、

看護師が看護から

コミュニティー全体をデザインし、

社会的なリーダーシップを

担っていくこととなるでしょう。


その中で、YUITOが個人的に考える

看護におけるLEADERSHIPを記述してみます。


f:id:yuito33:20130104001259j:image


1) VISIONARY


何よりもまず、

「将来のビジョンを明確に示すこと」

ができ、暗いこの時代に

「光」

となることができる能力です。


これは、

来たるべき未来に対して

「ある仮説」を立てることであり、

それをワクワクする

人々を鼓舞できる形で共通のビジョンとして

提示できる能力だと考えています。


特に今の看護界はこれが欠けており、

看護協会を含め誰も

このビジョンを示していません。


未来の見えない暗い中を

毎日毎日一生懸命ケアしても

疲れがたまるだけで

いずれバーンアウトしています。


ワクワクする未来の光が見えるから

なんとか顔をあげて、看護師は

今日もがんばってケアできるのです。


様々な人が

それぞれのビジョンを持ち寄って

明るい未来を楽しく熱く議論するのが

一番のVISIONARYになると信じています。


f:id:yuito33:20121013114317j:image


2) COMMUNICATION


看護における一番の失敗は

「看護」にこだわってしまっていることです。


「医師とは違う。」

「それは看護ではない。」

やたらと看護にこだわりすぎて

他の領域の人とうまくコミュニケーションが

とれなくなってしまっています。


特にビジネスや医師とは

本来ならば強いシナジー

生み出す必要があるのに、

相手に対して

「看護とは何か。」

をわかりやすい言葉で言語化して

伝えることができていません。


これからの看護のリーダーは

他の領域の人や市民に対して

(もちろ同業者に対しても)

わかりやすい言葉と説明で

「看護」

をCOMMUNICATIONしていく

必要があります。


世界の流れは速く、

他の領域の人が看護を知り、

ともに発展していかないと

看護だけ置いていかれてしまいます。


これからの看護は

看護師以外の人とのコラボレーションが

創造していくでしょう。


f:id:yuito33:20120920203736j:image


3) GLOBAL


看護もグローバル化がすすみ、

アジアでも看護師の質が問題となり、

アフリカでも新しい看護の概念を

バンバン出して来ています。


もはやグローバル化からは

絶対に絶対に逃れられません。


日本の看護界は、

もちろん出遅れています。


外人たちはアクティブで

「おれはマレーシア人看護師だ。

 お前のことは聞いた。

 議論したいから自費で来てくれ。

 金はない。楽しみにしてる。」

という謎のスーパーすごいメールが

突然来たりします。

(昔は自分が逆のことをしてましたが。)


「日本の看護も良いもの」を、

それをGLOBALな形にカスタムして

世界市場にプレゼンできる人材が

早急に必要となっています。


日本は健康課題が多い国ですが、

逆に考えれば、

イノベーションのチャンスがたくさんあり、

日本での解決策はそのまま

世界での解決策となるのです。


今の日本の看護には

世界で戦えるリーダーシップが必要なのです。


f:id:yuito33:20130110193931j:image


以上が勝手に考察した3点になります。


次世代の看護のLEADERSHIPを担うのは、

今この記述を読んでいる「あなた自身」です。


リーダシップとは

「人」のことを指すのではなく、

自分における「覚悟」と

身につけられる「能力」から

誰にでも生まれてくるものなのです。


自分自身のなかにあるもので、

自分自身を律していくものが

まさにリーダーシップなのです。


f:id:yuito33:20130110193933j:image


あなたは

・来るべき未来を考え

・多くの人と看護を話し

・世界的な視野で社会を考えたときに

もう立派な看護界のリーダー、

社会的なリーダーとなっているのです。


ぜひあなたのリーダーシップによって

日本を、世界を、看護で変えてみて下さい。


f:id:yuito33:20130109082950j:image


もちろんYUITOも自由すぎですが

ゆっくりとこっそりと変えて行きます!


LEADERSHIP

f:id:yuito33:20120411173602j:image