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第100回看護師国家試験総評

今回は、第100回を迎えた看護師国家試験についての
総評とコメントを記述します。


受験生のみなさんも気になるところだし、
看護師のみなさんも懐かしい国家試験から
日本の看護師の動向を知れます。


今回は、100回記念ということもあり、
「難易度:易 得点率:高」でした。


つまり、非常に簡単で得点率が非常に高かったということ。


あるHPによると、平均得点率はこうでした。


必修問題:94%
一般問題:78%
総合  :81%


特に必修問題が劇的にカンタンになっており、
80%が必要なのに、平均で94%も正答している事態。


受験生にはうれしいですね。


総合としても平均 81% の得点率は非常に高く、
一般問題でどのくらい正答できたが、
勝負となるでしょう。


もちろん、合格ラインが上昇するのは間違えなく、
ちまたでは 67-70% と予想されています。


YUITOの統計的には、
合格率が 90%-92% = 正答率 73 %
がひとつの指標になると考えています。


ただ、正答率 73% は非常に高い値であり、
実際は、70% 前後に落ち着くと思いますが、
あとは厚生省のさじ加減となるでしょう。


以下は近年の合格ラインと合格率です。


    ライン 合格率

第93回 60.0% 91.2%
第94回 61.3% 91.4%
第95回 65.1% 88.3%
第96回 72.1% 90.6%
第97回 66.7% 90.3%
第98回 66.4% 89.9%
第99回 60.1% 89.5%


合格ラインを心配してもしかたないので、
あとは合格発表を待つのみですね。


背景としては
1 ) 去年が難しかったこと
2 ) 看護師人材不足
3 ) 外国人看護師の受験
が影響していると考えられます。


YUITO的には
「合格率を95%程度にしてもいいのでは。」
と思います。


むしろ、evidence-based として、
「合格率を90%前後にする根拠はなんでしょうか?」


国家試験で判断するより現場の教育制度を整えて、
看護師の量と質を同時に担保するのが、
国家政策的にはいいでしょう。


では、来年受験する方はどうしたらいいのか?


もちろん、必修問題です。
急に難しくなることはないですが、
今年カンタンだと来年怖いですよね。


けど、必修問題をしっかり勉強しておくと、
自分の力になるし、一般問題の正答率もあがります。


今回の試験では、領域的に分析すると


得点源
・基礎看護
・在宅看護
・老年看護
・小児看護


弱点
社会保障
・人体の構造
・疾病の成立
・母性看護


でした。(カンタンな解析結果ですが)


春からの勉強では、
「母性小児」と「人体」を
早めに勉強しておくと
来年の国家試験勉強も
スムーズになると思います。


以上、カンタンな解説でした。


この統計と記述は YUITO の個人的なものです。