NEW NURSING

ハワイの疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

看護師のキャリアアップ

みなさん、
実際看護師やってて疲れませんか?


常にミスしないように緊張感を保ち、
何かあれば命に関わるという重圧の中で、
昼と夜を交互に生活しながら、
時間と作業に終われて仕事し、
精神的にもかなり負担のある仕事ですよね。


給料もいいわけでもなく、
誰がほめてくれるわけでもない。


さらに暗い情報を付け加えると、
看護師の初年度の離職率は9%であり、
日本の看護師がほとんどバーンアウト寸前で、
妊婦が仕事が原因で流産する可能性が高い。


なんという職業でしょうか!


最近、呼んでて看護師の就労環境改善に、
こころから熱くなった本はこちら。
最近の看護師の読みものの本で一番のオススメです。



けど、
やっぱり看護って、
結局人と人との人間関係で、
人生を学べる機会
生死を学べる機会が多くて、
なんかいいもんですよね。


看護をケアを通して、
自分が成長し、
人生を豊かにすると唱えているこの名著は、
看護以外の偉大な人にも、
非常によく読まれており、
ほとんど間違えなく、
「お前、あれは呼んだだろ。」
「お前のしている看護、ケアは思想そのものだな。」
と言われたりします。


ケアの本質―生きることの意味

ケアの本質―生きることの意味


読書家はみんな呼んでいるし、
看護師が読むと自分がしていることが明確化でき、
光が射したように感じます。


YUITOも道に迷ったら、
いつもこれを開いています。


ただ、
看護師もキャリアアップしないと、
なかなか肉体労働からは抜けれません。


次世代の看護とは、
「首から下を使うのではなく、(肉体労働ではなく、)
 首から上を使う仕事である。(知的労働である。)」
と個人的に定義しています。


あの PETER.F.DRUCKER も
看護を知的労働として記述しています。


まさに看護は、
「技術ではなく、その視点と思考過程によって、
 看護が看護たりうるのです。」


看護師のキャリアップの3箇条


1 ) 自分の幸せは自分で決める!


・自分は何を持って幸せか、自分の価値観を知り、
 それに基づいて生きる。


・たくさん夜勤してお金を稼ぐもよし、
 日勤だけで家族とたくさん過ごすもよし、
 患者さんの笑顔に生き甲斐を見いだすもよし。


・ただ、漠然と働いて、幸せでないのに、
 疲れて壊れてしまうのだけは避けましょう。


2 ) 常にキャリアアップを考える!


・看護師も様々な専門分野や認定ができて、
 重労働低賃金と軽労働高賃金に2極化していきます。


・看護師に自分の強みや興味を少し足して、
 自分の看護での希少価値を高め、差別化し、
 専門を生かした楽な仕事をつかむ機会を
 つねに探って挑戦していきましょう。


3 ) 看護と場に縛られない勇気を!


・YUITOの信念にひとつです。


・看護の未来は、おそらく看護以外の人が
 いい刺激を与えて、看護をひっぱるでしょう。


・看護の小さな枠にとらわれずに、
 いろいろなものを吸収して、
 あえて外れた看護を目指すと、
 それが次世代の看護の標準となるでしょう。


・特に大学と病院には縛られないで、
 自由に生きて行くし、
 自由に考えて行く強さを。


・病院じゃなくて地域で、
 日本じゃなくて世界で、
 看護をしていくのも、
 次世代の看護を創造する機会
 となると思っています。


書いているうちに熱くなって、
まとまらなくなりましたが、
今の状況を打破して、
自由に新しい看護を創造できたら、
市民に利益を還元できるし、
看護師も専門性を認知される機会になると
考えた記述でした。


MAD RESPECT FOR NURSING !
MAD RESPECT FOR MY LIFE !