NEW NURSING

ハワイの疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

看護と聴診器

今日は、「ステート」=「聴診器」についてのお話。


看護師が聴診器を使うのは、血圧測定というイメージが多いですが、
実際は、NGチューブや挿管の確認など、様々な場面で使います。


さらにNPとなると、肺音、心音、腸音と、
様々な「音」に敏感である必要があります。


YUITOもNPの Physical Examination の授業を受けて初めて、
身体所見の取り方がいかに重要であるか、
そして聴診という行為で、
いかに多くの所見が得られるかを、身をもって知りました。


はじめは、肺音とか心雑音なんて絶対わからないと考えて、
ただひたすら、患者さんのいたる音を聞きまくっていました。


すると、段々わかってくるんですね。
最近ではERで、3秒の聴診を根拠として、
「この人は心不全で、ASが原因ですね。」と判断できるし、
「あれ、腹部に血流雑音!腹部大動脈瘤?」と考え、
腹部エコーでそうだと確定診断できた例があります。


されど聴診、たかが聴診です!


では、どうしたら聴診から所見が得られるのか?
それは聴診する機会を多くすることです。


では、どうしたら聴診する機会が多くなるのか?
それは、いい聴診器を使うことです!


YUITOも昔にNPから借りた聴診器が非常に良いもので感動し、
あこがれとして、お金を奮発して聴診器を買いました。



それが、" Littmann Master Cardiology "です。
業者は、定評のある、こちらのパネシアンさんがおすすめ。
YUITOもここで購入しました。




Littmannの最高級聴診器です。
個人的にオシャレに気を使って、オールブラックにしました。


実際はこんな感じです。




置くとこんなかんじ。




海外にも持っていくことが多く、パクられないように、
YUITOというラベルと刻印としています。









本当に聴診器で呼吸状態も心機能も評価できます。


次世代の看護師、NPを目指す皆さんはぜひいい聴診器
Littmann Master Cardiology をGETして下さい。


本当に世界が変わります!
4万円なんて、たった夜勤2回ですよ。
投資だと思うと、非常に安いです。


ぜひ、みなさんのご意見、ご感想をお持ちしております。