NEW NURSING

世界で活躍する疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

BOPビジネス(医療:アジア編)

今日は、医療におけるBOPビジネスについて。
医療系企業の海外担当の方は必見です!


まずは、今後の展望について。
現在の稼ぎがしらは、アジアです。


2000年まではアジアも非常に保健指標が悪く、
それこそ、薬なし、人なしの状況でした。
しかし、そこは勤勉なアジア人。
今ではしっかりと発展して、そろそろ高度な医療器具を使う時期です。


なので、医療器具企業のかたの今の狙い目は「アジア」です。
エコーや呼吸器、検査機械など、いろいろ営業をかけて、
将来はこれがほしいと思わせられると販売につながります。


現在はまだ医療で使える予算が少ないですが、
5年後には確実に伸びるので、今のうちに介入すべきだと思います。


YUITOは国際保健で様々な国に行くときに、
必ずERとICUに立ち寄り、看護師の能力と医療器具をチェックします。


自分は救急専門ということもありますが、
どこの国でもERとICUも見れば、
その病院のレベルと保健医療ビジネスで何が求められているか
非常に明確にわかります。


今は、インドネシア、インド、ベトナムなどで、
呼吸器とシリンジポンプ等の需要が大きく伸びています。


今後はCTなどの高額な画像機械やエコーなども伸びてくるはずです。
YUITOと一緒に日本の医療企業もアジアでBOPビジネスを展開して、
各国の保健を強化していきましょう。


薬剤については、アジアでは感染症から慢性疾患へと移行しています。


今までは、抗生剤等の一時的に使用する薬が使われていましたが、
アジアでは最近慢性疾患が異常に増えて、
持続的に飲む慢性コントロール薬が増えています。


特に、インドネシアの糖尿病の増加には目をみはるのもがあります。
国際保健の研究でも5年前までは、
アジアの感染症の研究が脚光を浴びていたのに対し、
現在では、
アジアの慢性疾患についての研究が非常に高く評価されています。


なので、ジェネリックは日本の市場を狙うと同時にアジアも狙うと、
ブルーオーシャン的にこれから右肩あがりになるのは必須です。


全日本として、研究者と企業が一緒になって、情報を共有して、
発展途上国のハードとソフト両方を支援できたら最高だと考えています!


まとめ
「アジアで今後売れる医療器具」
・慢性疾患コントロールの薬(特に糖尿病)
・呼吸器とそれに関するもの
・エコー
・検査機械
・CTおよびMRI
・透析機械
・心臓カテーテル関係
・上質なベッド
・麻酔機
・心電図