NEW NURSING

ハワイの疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

看護師の社会的地位

今週はよく働いたので、 週末はビール片手に家事と読書しています。 週後半は、日本出張の疲れが出て、 体力的にひさびさにキツかったです。 日本滞在時には大学生や大学院生と 看護の未来を議論する時間があり 若手の気持ちを確認する良い機会になりました…

上海出張2

仕事先でお会いする事務方にまで、 「記事の更新を楽しみにしています。」と言われ 笑顔で「すぐに更新しますね。」と言いつつ、 ほったらかしで、もはや2月に突入ですね(笑) 遅れすぎて、すいません。 さすがに、更新します! 先週は、多くの方々にお会い…

上海出張1

元旦から数年ぶりに喘息になり ヒューヒュー鳴らしながら歩いています。 さすがに仕事も1週間休んで 絶賛ステロイド内服中です。 疫学的にもハワイは喘息が多いです。 意外ですね。何が原因なのかな? 年末に延期に延期を重ねていた 上海出張があったので記…

看護師と死亡率

ハワイも雨期のせいで 天候が不安定になってきました。 日本とアメリカの両方から 税金の年末調整が送られて来て、 医療データは興奮して解析できるのに 経理の計算は気持ちが進まず、 自分の感情も不安的な今日この頃です。 さて、今回は、自分のまわりで …

徒然なるままに

あまりに忙しすぎて ブログは少し、お休みを頂いておりました。 あまりに忙しすぎて ここ数週間の記憶があいまいです(笑) 仕事の大波を3個くらい超えて やっと普通の日常に戻りました。 とりあえず、 ビールでも飲んで昼まで寝たいです(笑) 今回は、「…

看護とラボ

疫学と医療統計では、 最終的には「数学」が不可欠になります。 アメリカにおいて疫学者になるには 基本的に医療的な免許は必要なく、 疫学修士で「疫学者」と認定されます。 なので、疫学者の背景は多様であり 数学者や物理学者も多い領域で いつも新しい刺…

看護教育3

忙しすぎて更新が少し遅れました。 日本は今、北朝鮮や政治の迷走で かなり不安定化していると聞いています。 果たして50年後に 日本は存在しているのでしょうか? 政治も、教育も、管理も なぜ市民や現場と解離していくのが不思議です。 おそらく個人ではな…

看護教育2

今週はひさびさに忙しく、 東京のサラリーマンより長く働いた気がします。 疫学と医療統計の人材不足は深刻で、 ありとあらゆるデータを解析していました。 誰か疫学者・医療統計学者になりませんか? (数学が必要なのが、残念なところですが。) さて、今…

看護教育1

ハワイでも気温が下がってきて 感染症が流行してきた秋です。 このシリーズは、 看護教育について意見を述べたいと思います。 今回は、意見を述べる前に 「自分の看護教育にまつわる背景」 を示したいと思います。 実績がない人には、説得力はないので。 看…

診療看護師2

インタビュー記事は、 時間がかかり、やりとり多いわりに 1円も発生しないのですが(笑) 好評なので続けていこうと思います。 疫学と医療統計が専門ですが、 質的研究もできるところを お見せしております(笑) 前回に引き続き、 別の診療看護師(NP)のイ…

診療看護師1

ハワイでも夕方は寒くなってきました。 ま、海の中での話ですが。 前回のインタビューとNPの歴史の件、 大変な好評を頂き、非常にうれしかったです。 読者のレベルの高さに脱帽です(笑) ということで今回は、今話題の 「診療看護師(NP)」 にインタビューし…

看護の未来

最近、看護のメディアがおもしろくないです。 転職サイト関係で誘導的な情報が多く、 雑誌も深い内容のものは少なく、さみしい限りです。 そして、なにせカッコイイ人材がいないです。 今日は、そんな看護界に失望している方に 再び、夢と希望を持ってもらう…

NPの歴史

日本のNP制度は依然として不安定で、 最近はネットで調べてもよくわかりません。 NPから診療看護師へ!? 特定看護師から特定行為へ!? 本来のビジョンとアウトカムの評価方法を 誰かに、詳しく教えて頂きたいです(笑) 今回は、アメリカの 「NP (Nurse Pr…

急性・重症患者専門看護師2

前回に引き続き、 急性・重症患者専門看護師(CCNS)へ のインタビュー記事です。 個人的なブログでしか書けない このニュアンスを楽しんで下さい。 前回までは、 「キャリアと大学院進学の話」でした。 今回は、 「CNSの役割と次のキャリア」です。 Y)その…

急性・重症患者専門看護師1

やっとワイキキにも夏らしい大きい波が来て、 いつものアラモアナもすごいことになっていました。 みんなで興奮して海に入りましたが、 波が大きすぎて誰も乗れないという結果。 けど、自然の恵みに感謝です。 今回は、メールにて多くの問い合わせを頂いた …

グルーバル・エリート

ハワイもいい時期となり 観光客も楽しそうです。 そんな中、仕事が多すぎて、 朝8時から夕方5時キッカリまで 東京と同じ勢いで仕事しております。 なんか、ハワイ的なことしたいです(笑) さて、今回は、よく一緒に仕事する 「グローバル・エリート」を取り…

沖縄とハワイ

アメリカは毎月祝日があり、 何かと3連休にしてくれるから最高です。 朝出勤して、誰も来ないなーと思っていたら、 ハワイ州の祝日だったこともあります(笑) 今回もそんな連休に 「Okinawan Festival(オキナワ祭)」 に行って来ました。 そりゃ、行くでし…

准看リスペクト

日本看護系大学協議会によると 現在、全国265校もの大学に 看護師養成課程が設置されています。 すんごい数ですね。 急激に増えすぎな気がしますが。 自分の世代も 看護の大学化がほぼ完了した頃で、 授業では普通に質的研究や量的研究を学び、 看護師と保健…

キャリアアップが必要な3つの理由

日曜日の午前中は、 さっそくたまっている仕事をこなし、 日曜日の夕方には、 ひさびさサーフィンしてきました。 最近は出張ばっかで、 ほぼ2ヶ月ぶりのサーフィンでしたが、 波もまあまあで乗りやすく ローカルのおじいちゃんサーファーたちと話せて いいリ…

RUNNING

最近、ハワイが暑いので、ほぼ坊主にしたら、 学部生に「マフィア!」と怖がられました。 確かに。ヒゲ生えてるしね。 ハワイらしい、キレイな景色をどうぞ。 さっき、仕事が終わって家に帰り、 家の近くをランニングしている際に撮影したものです。 夕焼け…

新プロジェクト

仕事と夏休みを兼ねて 日本に3週間帰っておりました。 全国行脚で、日本にいる時の方が かなりの過密スケジュールでしたが、 会いたい人に会えて、刺激をもらえました。 特に、看護、音楽、仕事で挑戦している同年代からは、 大きな勇気をもらいました。チャ…

Marshall Islands

アクウェ!! (マーシャル語のあいさつ) CDCの感染症コントロールで マーシャル諸島に1ヶ月滞在していました。 久しぶりの古巣での感染症対応は楽しかったけど、 けっこうシビアな状況で、かなりショックを受けました。 マーシャル諸島(Republic of Marsh…

上級実践のための10ヶ条(1)

研究の会議や管理で、近くの救急病院に行くと 知り合いのNPがいるので、よく立ち話をして、 臨床の様々なコツ(Tips)を議論しています。 救急のNPは、救急外来のWalk in部門である Urgent Care(準緊急)を担当することが多いので、 歩いてきた隠れ重症患者…

男性助産師

ハワイも夏になり、 ワイキキにも良い波が来るようになり、 サーフィンの季節になってきました。 いつもはPCに向き合って、 がんのデータばかり解析していますが、 最近はボランティアで週に1回、 近くの低所得者向けの母子保健センターで 母子保健の統計支…

忙しさの中で思うこと

またまた、お久しぶりです。 かなり多くの方々に読んで頂いているのに、 内容を更新できずに大変失礼しました。 相変わらずに元気ですが、 あまりに忙しすぎて、 2月以降の記憶がほぼないです(笑) 数日前に6月に入り、仕事もかなり落ち着き、 やっと自分を…

BIG ISLAND 2

最近、さらにツイテいないことが 連続して起きており、ここは日本人、 ホノルル街中の出雲大社に行って、 お祓いして来ました。 当分は、 おとなしくしていようと思います。 悪い流れが断ち切れるといいな。 ちなみに、教え子たちの合格祈願もしました。 さ…

BIG ISLAND 1

長年、疫学や医療統計をやっていると、 理論や統計の限界も見えてくるので、 質的研究のよさや、小説に魅力を感じています。 統計は万能だと勘違いしている人が多いですが。 個人的には 「測定できないもの」 「測定してはいけないもの」 に年々惹かれていま…

医療英語2

先週は、非常に運がなく、 # 日本の研究費落ちる(なぜ?) # 携帯水没する(けど、復活!) # サーフボード壊れる(ショック!) 少し冷静になって、対処した今週でした。 挑戦すれば、失敗もたくさんですよね。 さて、今回も「医療英語」の続きで、 具…

医療英語1

オアフ島は、小さな島なので、 休日はやることなく、行くとこなく、 のんびりと散歩している週末です。 ハワイ旅行といえば、ワイキキですが、 住んでいるとあまり行かないですね。 物価激高です。 今回は、問い合わせで一番多い 「医療英語を話せるようにな…

がんセンター

今回は、ハワイ大学がんセンターを紹介します。 がんセンターは、大学内では独立組織となっており、 医学部キャンパス内に設置され、 カカアコという再開発している地域にあります。 国立がん研究所(Natinal Cancer Institution)の所属機関であり、 予算規…