NEW NURSING

世界で活躍する疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

中東医療

引き続き、 世界の最新の医療状況をお伝えします。 今回は、あまり馴染みのない 「中東医療」を 取り上げてみたいと思います。 「中東(Middle East)」は 日本では「西アジア」や「中近東」と呼ばれ、 アラブの石油王や危ない地域?として有名ですが、 それ…

アジア医療

今年度から2-3年間は、 アフリカ・中東もさらに強化しつつ、 再度「アジア」を中心に 様々なビジネス基盤を固めていく予定です。 今回は、 「最新のアジアにおける医療」を 共有したいと思います。 この共有の中から、 10年後にどのような人材が求められるか…

NEXT LEVEL

早くも4月になり、 新年度で街が活気ついていますね。 いつも適当な更新で申し訳ないです。 YUITOは、 1月からの国内・国外での 怒濤の仕事を終えて、 今はゆっくりと今年の「挑戦」を 設定しているところです。 みなさんの今年度の 「挑戦(Challenge)」 …

リバース・イノベーション

20年後の医療の中心はどこでしょうか? 日本 → 違います。 アメリカ → それは今現在です。 新興国 → 正解!! YUITOは主にアフリカと中東で 仕事していますが、それは決して 「国際協力」 のために行っているのはなく、 まさに逆転の発想で、 「新しい視点を…

1月のオススメ本

気がつけば、もう2月ですね。 仕事に撲殺されて終わった1月でした。 この1か月だけでフライト12回、 特急や新幹線は8回以上乗りました。 拠点としているアフリカ・中東への 長距離フライトも年に何回もあり、 「移動」が生活の中心となっています。 「そんな…

災害統計

ここ数ヶ月は東北を行脚しまくり、 震災後の死因統計と医療分布戦略を 各都道府県庁にアドバイスしています。 YUITOの専門は、疫学の中の 「過酷な状況でいかに 精度が高く、論理的なデータを集めるか」 という「研究方法論」になります。 本来データのとり…

5つのR

東京は大雪らしいですが、 みなさんは 雪を楽しめているでしょうか? 雪で機能停止してしまうという 東京の災害に対する弱さ " Vulnerability for the disaster " を感じますが。 相変わらずの移動続きで、 飛行機ばかり乗っており、 トランクひとつで生活し…

Leadership

あまり知られていませんが、 日本の看護界からも 様々なリーダーシップを発揮している人 が少しづつ出てきています。 日本で専門看護師を創設し、 日本における精神看護と災害看護を確立して、 国際看護師協会の会長を勤めた 南裕子先生は世界的に著名ですね…

自殺

国際保健の領域では、 2000年に設定された MDGs(ミレニアム開発目標) という2015までの世界の目標があります。 具体的な内容は以下のとおりです。 1 極度の貧困と飢餓の撲滅 2 初等教育の完全普及の達成 3 ジェンダーの平等推進と女性の地位向上 4 乳幼児…

ipad

ここ最近、 世界の医療現場どこでもよく見かけるのが " ipad " でしょう。 日本では主に医師が持っている事が多く、 シンガポールやカタールでも 臨床現場でipadが使われており、 医療用ipadのソフト制作も盛んになっています。 個人的にもipad mini 64Gを使…

知的労働

「看護とは一体何であるのか。」 という問いは永遠に存在しますが、 「看護とは知的労働である。」 という前提条件が、今の時代に とても大きな意味を持つと考えています。 知的労働者とは、 頭脳を資本として思考から何かを創る人 と定義されます。 ドラッ…

看護人材飽和

日本の看護教育における最大のジレンマは 「看護人材の量と質」 の確保でしょう。 しかし、その中、厚労省が約4年後に 「看護人材は飽和する。」 という衝撃のレポートを提出しています。 (平成24年では96%の需要に対する供給量 平成26年には98%の需要に対…

賽の河原

みなさんは 「賽の河原」 をご存知でしょうか? 日本独自の信仰で有名ですね。 私YUITOは数字を中心とする統計・疫学が専門ですが、 国際保健という場で生きているので、 その民族独自の文化とケアの関連性を考察する 「文化人類学(Anthropology)」の立場を…

2013年

あけましておめでとうございます。 気がつけば2013年となり、 時間が過ぎることの速さを体感しております。 「今年こそは」とまたまた壮大な目標を立てつつ、 「これは去年の目標だったな」と反省している仕事初めです。 「人々は目標設定の際に、 1年できる…

ポストモダン2

そして、ソ連の解体後 冷戦の終焉によって、世界は大きな変化を強要されるのです。 2)歴史の終焉 冷戦において、 自己の正当性を「歴史=エビデンス」をいう形で 担保していた両国が、 ソ連の崩壊によって、冷戦が突然終焉を迎え、 ソ連のみならず、アメリ…

ポストモダン1

今、医療や看護が一体どこに向かっているのか? 価値(大切だと思われているもの)は 時代によって大きく左右され、 時代や流行の表層だけでなく その流れの深いところにある「うねり」を つまり「時代の本質」を捉えていくことは、 先の見えない今を生きる…

日本再考

本当におひさしぶりです。 いつも適当な更新で申し訳ありません(笑)。 適当な自分とは逆に、 このブログが知らぬ間に大きくなり、 また議論のきっかけとなっており、 自分の責任を痛感するとともに、 みなさまには本当に感謝しております。 また記述を再会…

アメリカ看護

昔は「アメリカ看護」が非常に流行りましたが、 最近はアメリカ経済がだいぶ厳しくなり、 特にアメリカ人以外の看護師の解雇が多くなり、 友人もどんどん日本に帰ってきています。 アメリカは医療も研究も経済に大きく左右され、 今は看護師としてアメリカで…

麻酔看護師2

最近問い合わせが多いので、 「麻酔看護師」について記述します。 日本でも聖路加国際病院で、 聖路加看護大学大学院を修了した周麻酔期看護師が 活躍し始めました。 聖路加国際病院の麻酔科のHPです。 麻酔科 - 受診案内 - 聖路加国際病院 まず世界的にみて…

医療における失敗の文化

みなさんは臨床現場で 何か失敗したことはありますか? もちろん、 失敗したことがない人はいないですよね。 自分自身も使えない人材だったので、 「かなりの出血性ショックの交通外傷で、 Vラインではなく、間違えてAラインを取った。」 (むしろスゴイ技術…

沖縄と看護5

「沖縄と看護」ということで 今回を含めて、5回にわたり 長々と記述してきました。 抽象的で個人的な内容が多く かなり読みにくいと思われます。 ただ論文化するためのエビデンスも まだ集まりきっていないので、 アイデアと論点のみ言語化しています。 本当…

沖縄と看護4

世間のイメージでいうと 「沖縄」といえば「離島医療」 を思い浮かべるでしょう。 ドクター・コトーを始めとするマンガやドラマで 離島医療が有名になり、自分自身も 「沖縄で離島医療を勉強していたんですか?」 とよく聞かれます。 もちろん、大学時代には…

沖縄と看護3

「沖縄」というと「長寿」 沖縄の健康に関するイメージでいうと 「100歳になっても元気で生活している老夫婦」 というイメージがあると思います。 しかし、 それは「古き良き時代の沖縄=琉球」であり、 現在はまったく逆の状況が続いています。 「アメリカ…

沖縄と看護2

沖縄について書いていると だんだんと沖縄に帰りたくなってきますね。 沖縄には古代日本の信仰がいまだに根付いており、 「この世とあの世の境目」がとても曖昧で、 異空間に紛れ込んだ錯覚を覚える時もあります。 そんな沖縄の信仰である「ユタ」の話から …

沖縄と看護1

今回は非常に内省的なことを書きたいと思います。 自分の原点であり、自分の思いです。 あまり他人の学習にはならないと思いますが(笑)。 YUITO はモノ好きから 「沖縄」で看護の基礎教育を受けて大学を卒業したのですが、 「沖縄の文化から看護と人間の本…

NP・CNSの本1

遅咲きな桜も散り始め、 新年度もようやく落ち着く季節でしょうか。 今年度からは後輩や友人たちも大学院進学を果たし、 自分もさらに進化しなければと刺激を受けています。 そこで、今回は 「簡単な大学院の話とオススメ本」 の話を書きたいと思います。 ま…

NP・CNSの本3

長いですが、引き続き書きます。 この記事から見た方は、 「NP・CNSの本1」から順に読んで下さい。 5) 臨床家として 前置きが長くなりましたが、 実際の臨床の場で役に立つ本を紹介したいと思います。 NP・CNSや大学院を修了した看護師はやはり ・患者の症状…

NP・CNSの本2

引き続き書いていきたいと思います。 3) 基礎的ビジネス能力として 看護系の大学院に進むと ひたすら看護系の書籍ばかり読まされますが、 上級ビジネス本の方が、 論理展開や問題解決方法の提示方法が 非常に具体的でわかりやすいです。 特に看護の人は基本…

救急看護

NURSE on ER 最近、看護学生を対象とした 国際看護に関する特別授業に行くと 「研究者ですが、同じ看護師です。」 と自己紹介すると 「えー、マジでありえないー。」 という熱いリアクションが返ってきます。 確かに年々 世間の看護師像からはかけ離れて行っ…

YUITO 2012

おひさしぶりです! あっという間に新年度ですね。 この半年間、忙しくて忙しくて、 様々な場所へ行きすぎて、 それを理由にすっかりブログをさぼっていました。 「早く再開しろよと!」と激励をくれた多くの方々 本当にありがとうございました。 ということ…

速報:特定看護師

厚生省にいる友人から、 「特定看護師(処方ができる看護師)」の法律調整が 最終段階に入っていることは聞いていましたが、 ついに本日の朝 日経新聞の1面でとりあげられました。 記事は会員限定ですがイメージだけでも 診療できる看護師創設 厚労省、救急…

壁と卵

さまざまな本を読んでいると、 「それって看護やケアのことを示しているんじゃない?」 と思う事が多々あります。 特に、村上春樹の小説を読んでいると、 ケアの本質を引きずり出されることが多いです。 現代ではブッチ切り一番の日本人作家 「村上春樹」の…

AYU

札幌はすっかり秋になり、肌寒くなり、 ゆったり R&B が似合う季節になりました。 ずいぶん前の初夏のことですが、 同世代で一番 RESPECT している NURSE が 札幌に遊びに来てくれました。 NURSE として、LADY として、 同世代ではブッチギリの No,1であり、…

大切な言葉

最近は年の功もあり、 「自分が大事にしているもの = 価値」 が非常に明確になってきました。 非常に個人的な価値ですが、 自分が大切にしている言葉を3つ紹介します。 迷った時、追い込まれた時、自信をなくした時、 いつもこの言葉を思い出して、 自分の…

セバルダ博士

さて、この3ヶ月間のネタが大量にあるので、 まずは大切な人から紹介していきましょう。 この人は、YUITOのアフリカ時代の恩師であり、 世界的なPMTCTの権威である肝っ玉母ちゃんです。(笑) ということで、 NEW NURSING presents " GLOBAL LEADERSHIP vol…

NEXT LEVEL

おひさしぶりです。 ひさびさの復活です。 この3ヶ月間、仕事もキャパオーバーとなり、 ブログどころではなく、自分の生活でいっぱいいっぱいでした。(笑) いろいろな方から励ましのメールや電話をいただき、 「早くブログを更新しろ!!」と強い励ましも…

バチスタ医師

日本各地、初夏になってきましたが、 みなさん看護の方はいかがでしょうか? さて、今回は、 New Nursing presents " GLOBAL LEADERSHIP " という企画を初めて行きたいと思います。 この企画は国際的に活躍するリーダーに会って、 その内容を共有して、次世…

ドラッガーと看護

自分の人生のなかで、 本当に大きな影響を受けた本を2つあげるとすれば、 ・P.F.ドラッガー「プロフェッショナルの条件」 ・V.E.フランクル「夜と霧」 である。 ドラッガーからはビジネスとしての看護とはどうあるべきか、 フランクルからは人生とは何かを…

ドラッガーと看護

自分の人生のなかで、 本当に大きな影響を受けた本を2つあげるとすれば、 ・P.F.ドラッガー「プロフェッショナルの条件」 ・V.E.フランクル「夜と霧」 である。 ドラッガーからはビジネスとしての看護とはどうあるべきか、 フランクルからは人生とは何かを…

藤野泰平1

さ、新たなproject発動です!! その名も " New Nursing presents REVOLUTION " その内容は、 看護に熱い思いを持っている人を yuitoが様々な場所に招待して、 熱い議論から「次世代の看護」を考える企画です。 ということで " New Nursing presents REVOLUT…

藤野泰平1

さ、新たなproject発動です!! その名も " New Nursing presents REVOLUTION " その内容は、 看護に熱い思いを持っている人を yuitoが様々な場所に招待して、 熱い議論から「次世代の看護」を考える企画です。 ということで " New Nursing presents REVOLUT…

看護の日

HAPPY BIRTHDAY TO ALL NURSES !! 遅く起きた朝にコーヒー片手に新聞を読んでビックリ! 今日は看護の日でしたね。 ナイチンゲールの誕生日から来るこの日は 社会的にどれくらいに認知されているでしょうか? 看護の日のポスターは毎年見てて興味深いです…

看護の日

HAPPY BIRTHDAY TO ALL NURSES !! 遅く起きた朝にコーヒー片手に新聞を読んでビックリ! 今日は看護の日でしたね。 ナイチンゲールの誕生日から来るこの日は 社会的にどれくらいに認知されているでしょうか? 看護の日のポスターは毎年見てて興味深いです…

Dual Life in JAPAN

最近、複数の場所に本拠地を持つ、 「Dual Life」という言葉が流行っている。 「東京住まいで、週末は千葉の房総で」から 「仕事で東京にも家があり、大阪にも家がある。」まで 様々な形態がある。 YUITOも「Dual Life」ほどではないが、 東京に札幌に、海外…

Dual Life in JAPAN

最近、複数の場所に本拠地を持つ、 「Dual Life」という言葉が流行っている。 「東京住まいで、週末は千葉の房総で」から 「仕事で東京にも家があり、大阪にも家がある。」まで 様々な形態がある。 YUITOも「Dual Life」ほどではないが、 東京に札幌に、海外…

ひさびさに

おひさしぶりです! 日本も災害でパタパタしているなか、 仕事で短期で中東巡りをして来ました。 いろんなナースに日本の災害について 声をかけて頂いて、マジで看護師冥利につきます。 マジで mad respect for all nurses ! 中東は民主主義革命があり、 ネ…

ひさびさに

おひさしぶりです! 日本も災害でパタパタしているなか、 仕事で短期で中東巡りをして来ました。 いろんなナースに日本の災害について 声をかけて頂いて、マジで看護師冥利につきます。 マジで mad respect for all nurses ! 中東は民主主義革命があり、 ネ…

放射能危機(原発事故)と看護

先日、アメリカから来た放射線災害対策チームと いろいろな情報交換をする機械がありました。 アメリカではテロ対策として、 放射線危機が強く危惧されており、 迅速に対応するチームが複数あるそうです。 会食のあとのショット YUITOは中東帰りで真っ黒です…

放射能危機(原発事故)と看護

先日、アメリカから来た放射線災害対策チームと いろいろな情報交換をする機械がありました。 アメリカではテロ対策として、 放射線危機が強く危惧されており、 迅速に対応するチームが複数あるそうです。 会食のあとのショット YUITOは中東帰りで真っ黒です…

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