NEW NURSING

ハワイの疫学者が日本の医療について議論する記事です。

NEXT Health Care

次世代の医療へ

徒然なるままに

あまりに忙しすぎて

ブログは少し、お休みを頂いておりました。

 

あまりに忙しすぎて

ここ数週間の記憶があいまいです(笑)

 

仕事の大波を3個くらい超えて

やっと普通の日常に戻りました。

 

とりあえず、

ビールでも飲んで昼まで寝たいです(笑)

 

今回は、「徒然なるままに」

思いつくままに書いていきます。

 

たまには、いいよね。

 

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  • 疫学者って何ですか!?

 

いい質問ですね!

(アメリカ人の教授はよく言います)

 

疫学は簡単にいうと

病気になる原因を探す学問です。

 

ぼくは今、がんセンターにいるので

遺伝子・細胞・タバコ・栄養・運動まで幅広く

がんを引き起こす原因を探索しています。

 

そして、その原因が究明できれば、

最終的に予防できるようになるわけです。

 

これが、疫学の考え方と役割です。

 

たとえば、

一見すると原因がないように見える

交通事故にも原因があると考えて、

どういう人がどういう時に

事故を起こしやすいのかを分析します。

 

実は事故を起こしているのは

同じような人と同じような環境なので、 

若い人が雨の日に事故が多いとなれば、

若い人に追加で交通教育をしたり

雨でも見やすい道路作りなどをして

事故が起きにくいシステムを整備します。

 

自分のメインの疫学研究は

7つの民族をフォローしている

大きなコホート研究を引き継いでおり

民族間の遺伝子や文化の違いが

がんにどのくらい影響するのか調べています。

 

プロジェクト管理がメインです。

 

疫学が所属する分野は、

医学でも看護でもなく、

公衆衛生(Public Health)になります。

 

アメリカでは、知られている職業で、

近所のおばちゃんにでも

「おれ、疫学者やってるんだー。」

と言うと、ちゃんと仕事内容伝わるし、

ホノルル国際空港の入国審査では、

「本当に、いつもご苦労様です。」

と検疫の関係で、非常に尊敬されます。

 

日本では、「は?」と言われるか、

「易学者?占い師?すごいー。」と言われます。

 

疫学の中にも、いろんな領域があり、

# 疫学の発祥である「感染症疫学」

# 一番予算がおりている「がん疫学」

# 一番難しいであろう「栄養疫学」

# 日本では有名な「環境疫学」

# 最近大流行の「臨床疫学」

# 数学的な「理論疫学」

などなど、たくさんの専門があります。

 

アメリカでは疫学修士を取れば

誰でも疫学者になれるので、

特に医療的な免許はいりません。

 

残念ながら、日本には

疫学者になれる教育過程が、ほぼありません。

 

なんじゃ、そりゃ。

 

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  • 疫学者って楽しいですか!?

 

いい質問ですね!

僕にとっては、超楽しいです。

 

楽しすぎて、朝起きてから寝るまで

ずっと疫学のことを考えています。

 

特に変人が多い領域なので、

自由な雰囲気が最高に心地よいです。

 

まともにコミュニケーションできる人は

多く見積もっても、半分と少しくらいです(笑)

 

最近は、ぼくも疫学者化してきて、

毎日同じ朝ごはんと昼ごはんを食べています。

 

同僚は、毎日同じ服着ています(笑)

 

そもそも他人に興味がない集団なので、

遅く出勤して早く帰ろうが

昼休みにサーフィンしようが

まったく何も干渉されない文化です。

 

サイコー。

 

おじいちゃんの疫学教授が

「遺伝子解析の新しい数理モデル作ったんだ」

と、突然、自分の部屋に来て、ギターを弾きながら

「では、聞いて下さい。まずは、n次元ベクトルが〜」

と、その数学モデルを歌って説明してくれることもあります。

 

超絶、意味不明です(笑)

 

1日1回は、自分の周りの時空が

かなり歪んでる気がしていますね。 

 

逆に、自分にあまりパンチなくて

全然おもしろくないな、と落ち込みます。

 

そんな疫学の午後です。

 

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ぼくは感染症疫学出身なので、

世界どこでも調査に行けたのは

最高に楽しかったですね。

 

「じゃ、アフリカ行って来て。」

「次は、中東の砂漠の中ね。」

っていう展開が、普通だったので。

 

若かったので、電気も水もなくても

ひたすら、スーパー楽しかったですね。

 

それが基準となっているので、

今はホットシャワーが出るだけで幸せです。

 

今は「がん疫学」なので、

いろんな病院や病棟に行けるし、

生物学やコンピューターの人と

一緒に仕事できるのが刺激的で

知的な満足度が非常に高いです。

 

遊びで、アプリ作ったり

人工知能作ったりしています。

 

疫学者の給料も悪くないですが、

ハワイは家賃20万超えなので、

ある程度の給料では生きるの大変です(笑)

 

物欲ないので、ほとんどお金使いませんが。

 

外資系の製薬会社から

破格の年収のオファーも来ますが、

お金より楽しく自由に生きたいです。

 

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  • 海外で働くのは、どんなかんじですか!?

 

フランスの帰国子女なので、

海外生活に関する苦労は、

正直、あまりわかりません。

 

けれど、

世界に挑戦している人は

本当に尊敬しますね。

 

スゲー大変だと思うけど、

よく世界と戦ってるよ!

 

日本人が世界で戦うのは

本当にいろいろと大変だと思う。

 

だから、最大限応援しています。

 

ぼくの生活は

みなさんが思っている以上に、

普通の日常だと思います。

 

ハワイにはドンキホーテがあるので、

普通に納豆と豆腐ばっかり食べています(笑)

 

またスラム街が落ち着くので、

絶対観光客が近づかない

フィリピン人テリトリーで髪切っています。

 

おそらく無免許で500円で切れるし、

髪型の注文を聞くくせに

いつもパイナップルカットにされます。

 

そういうとこ大好きです(笑)

 

仕事もすべて英語ですが、そのうち慣れます。

 

新しい病院で働くと

初めは大変だけど、だんだん慣れるでしょ。

 

それと一緒です。

 

日本の閉塞感はきつかったので、

アメリカの方が、伸び伸びできています。

 

もちろん、仕事は日本の10倍は大変です。 

仕事の進行状況が不安で寝れない日もあります。

 

また、結果出さないと次がないから

なんとも言えない不安定さは続きます。

 

だけど、自分が心地良い環境にいても、

あまり成長できないと考えているので、

「大変な環境の方が、挑戦しているな」

と逆に安心できるようになりました。

 

個人的な意見ですが、

やっぱり自分に負荷をかけないとね。

 

あと、ハワイは、

やっぱり、格別です(笑)

 

気候も自然も、文化も人もパーフェクトで

ひとりの人間として学ぶことが本当に多いです。

 

女性は、ハワイ楽しいと思うけど、

男性は、ハワイでやることないです。

 

実際、サーフィンくらいしかやることないです。

 

サーフィンは波も最高で、

ダイアモンドヘッドきれいに見えるし、

ウミガメもよく、あいさつに来てくれます。

 

悶絶するくらい最高の自然です。

 

ぼくにとって

アラモアナセンターは

ただのバス乗り場ですが。

 

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  • 最終目標はなんですか!?

 

ラスタファーライとして、

一人で、山にこもることです(笑)

 

わかる人にしかわかりませんが。

 

前にも書きましたが、

ぼくは大学4年生の時に書いた

キャリアプランにそって

ただただ忠実に生きています。

 

2年遅れていますが、

ほぼほぼ予定通りです。

 

当時のインスピレーションは

今思うと、とても的確でしたね。

 

若い時にしかない感性でした。

 

45歳から50歳までを

人生のピークにもって来ているので、

40歳までは苦労を買ってでも

自分の成長を最優先しようと考えています。

 

1つ目の目標は、

国連などの国際機関で部長になることでした。

 

ただ、最近は国連系、特にWHOが

マジでオワコンになってきたので、

少し目標を変えようかなー、と考えているところです。

 

2つめの目標は、

自分の会社をグローバルにするという目標です。

 

今はアメリカで勉強する期間だと考えているので、

日本での事業展開は最小限にしましたが、

実力がついたら、いろいろと挑戦したいですね。

 

アジア各国の中心都市に、

看護や疫学を中心とした機関を作り

日本のシステムや人材を輸出します。

 

また大学院卒も増えて来たので、

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、博多など

日本の都市に、民間のビジネスベースで

看護教育センターや研究所を作りたいですね。

 

看護系大学もオワコンなので。

 

ここでのポイントは、今の時代、

大きな組織や公的なシステムは

完全にもう終わっているので、

民間のビジネスベースで

世の中を改善するしかない

ということです。

 

日本も看護もそろそろ

このことに気づくべきです。

 

たとえば、エボラの件では

WHOはマジで非効果的すぎて

逆に赤十字社やMSFなどの

小さい民間機関の方がスムーズに

対応して、問題解決できていました。

 

またアメリカのNASA

今はプロジェクトのほとんどを

Space Xなどのベンチャーに任せています。

 

イノベーションを軸として

大きな組織から小さな組織へ

が流れ中心になっています。

 

ベンチャーに国家的プロジェクトを

任せられるのがアメリカの強さですね。 

 

だから、国連や大学などには

あまり期待もしていません。

 

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  • 実際は、どんな人なのですか?

 

よく言えば、

ひたすら、自由に生きている人です。

 

悪く言えば、

固いシステムでは働けない人です。

 

ぼくにとっての幸せは、

# 自然の中で生きること

# 一人でも多くの命を救うこと

なので、この基準に従って生きています。

 

いい会社で働くとか

いい車に乗るとか、

マンション買うとか

インスタ映えするとか、

まったく興味ないですね。

 

世間や他人が決める幸せには

完全に同意できていません。

 

テレビも家にないし、

スマホもほとんどイジりません。

 

エビンデンスの専門家なので、

私生活は、完全に感覚で生きています(笑)

 

よく「ブッ飛んでる」と言われます。

 

数字やエビデンスの限界を知っているので、

エビデンスのないことが大好きです。

 

山伏になろうと裸足で山を走っています。

 

近くの畑でオーガニック薬草を育てており、

ランチには鉄分が多く含まれている土を食べました(笑)

 

「土」食ったことありますか?

 

そして、その20分後には、

高度な統計モデルをプレゼンしていました。

 

また母子保健センターでは、

妊婦さんの安産祈願のために裸足で踊りながら、

風に感謝しつつ気を植えました(笑)

 

そんな意味不明な人です。

 

最終的には、

ラスタになって山ごもりしたいですね。

 

髪は、ドレッドロックスにして

オーガニック野菜で自給自足して、

川で洗濯し、ひたすら本を読んで、

満月の夜に太鼓を叩いて、

お祈りするのも良いですね。

 

今の自分がハワイにいるのも

Jah guidanceだと思っています。

 

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  • 起業したきっかけは何ですか?

 

最近も日本とアメリカの二重課税で

ひたすら大変なことになっていました。

 

よく帰国子女的と言われますが、

逆にみなさんに聞きたいのですが、

「起業しない人生ってあるんですか?」

「誰しも独立すべきでしょう?」

と聞きたいですね。

 

個人的に一番衝撃的だったのは、

大学院の修了式で、博士の進路が

すべて大学の教員だったことです。

 

「は?」と唖然としましたね。

 

そこまで実力あるなら、会社作った方が

よっぽど早く自己実現できるでしょと。

 

大学に残ってたって、

ただ飼い殺されるだけでしょ。

 

ということで、自分が会社作りました(笑)

 

実は、僕の場合は、

会計上、会社にする必要があったので、

取引先も協力してくれたので、

流れるままに株式会社を設立しました。

 

あんま「起業!」という意思はないです。

 

会社はあくまで自己実現のツールで

この形式が一番、自己実現に近かっただけです。

 

そもそもは大学院生時代に

アフリカに留学していて、

研究する金が底をついたので、

研究費を作るための行動が原点です。

 

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東アフリカの医療事情について

10枚くらいのレポートとしてまとめて、

一緒に研究しませんか(研究費をくれ!)

と、100社くらいにメールで送りました。

 

ネットで調べて、興味ありそうな日系企業

「アフリカにいる大学院生ですけど」と

ひたすら送りました。メール無料だし。

 

ま、200社くらい送れば、

1社くらいは当たるでしょうと考えて。

 

したら、まさかの折り返し地点で

経産省テルモから返信が来たという(笑)

 

BOPビジネス全盛期に経産省の予算と支援で

テルモが医療機器をアフリカ展開しよう

としていた時期に重なったかんじです。

 

アフリカの医療に詳しく

医療市場調査できる人がいなくて

ひたすら、困っていたところに

自分のメールが来て驚いたらしいです。

 

こっちの方が驚いたと思うけど(笑)

 

経産省野村総研テルモの合同チームが

現地にすぐに来るということになって、

1週間最大限のコーディネートしたら、

なんと100万円になったという話です。

 

もちろん、ここに至るまでも

かなりビジネスの勉強はしていました。

 

当時はアフリカ人と化していたので、

自分のネットワークを駆使して、

汚い交渉をいくつも乗り越えながら、

病院、診療所、保健省、業者、輸血センターまで

誰にもできないコーディネートをしました。

 

確かにあれは、

自分にしかできないコーディネートでしたね。

 

大学の病院長が一番汚くて、

すぐに賄賂を要求する人だったのですが、

そもそも自分は賄賂払う金もないし

タバコ1箱をあげて、ひたすら交渉して

なんとか許可をもらいました(笑)

 

留学中は、教会に泊まっていて

毎日ボロボロの服を来ていたのに、

この仕事により研究費が大量に余ったので、

最後の1週間はリゾートで豪遊して帰りました。

 

アフリカのビーチでシャンパン飲んでました(笑)

 

純粋に、診療報酬じゃなくて

看護そのものでビジネスできるという確信が

ブレイクスルーになりました。

 

また自分にしかできないビジネスが

高額なフィーを生み出すという成功体験になりました。

 

そこからは、実績がウワサとなり

企業から市場調査やコンサルが入り

会計とか税金とかの関係で、

株式会社になっただけの話です。

 

海外での仕事は、

看護師の月収が、自分の1日分のフィーです。

 

発展途上国で汚い交渉して、

医療ビジネスベースで

キレイにデータ分析できる

日本人医療者は、おそらくぼくだけです。

 

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  • 最近の何か思うことがありますか?

 

そうですね。

2つ思うことがあるので、少し語らせて下さい。

 

まずは、日本の医療や看護が本当に

人の命を救っているのか、かなり疑問です。

 

病院の中の医療しか考えてないだろうなと。

 

社会システムの歪みは必ず、

病院以外で生活をしている

弱い人たちに大きな影響を及ぼします。

 

日本の医療の目指す方向が

いろいろと違う気がします。

 

ビックデータ医療とか遠隔医療とか

カッコイイことを言っていますが、

実際には、毎週1人のこどもが

自分の親に虐待で殺されています。

 

自分がおっぱいをもらっていた母親に

または頭を撫でてもらっていた父親

首を絞められて、低酸素でけいれんした後に、

失禁しながら、小さな心臓が停止する光景を

今まで1回でも想像したことがありますか?

 

ゴミ屋敷でミルクももらえずに

ガリガリに痩せて死んだ3ヶ月の赤ちゃん、

親にストーブに火で足の裏を焼かれて

3度熱傷になった3ヶ月児のベビー。

 

これが日本の現実です。

虐待統計を見るたびに言葉を失います。

 

また子供を殺した後に

自分も自殺する親も毎週1人います。

 

無理心中です。

 

泣きながら、自分のこどもの首を絞めて

その上で、自分の首をつらなければならない

その人の気持ちがわかりますか?

 

かれらは、決して責められるべき対象ではなく、

社会システムが、そう強制させているのです。

 

この小さな命を救えない

日本の医療と看護は

はたして意味があるのか、

もう一度考えてほしいと思います。

 

看護師になって、

何か大切なことを見失っていませんか?

 

若い女性が誰にも妊娠を相談できずに

トイレで分娩するニュースを見るたびに

自分の無力感に押しつぶされそうになります。

 

何かがおかしいし、

何か大切なものを見失っている気がします。

 

日本の医療や看護がどうあるべきなのか、 

もう一度、根本的に議論した方がよいと思います。

 

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 2つめは、システムについてです。

 

いつのまにか

僕たちが作ったシステムに

逆に、ぼくらが支配されている状況です。

 

村上春樹でいう「壁」

ラスタのいう「バビロンシステム」です。

 

個性と同じように、

個人の幸せの定義は異なるはずなのに

SNSからの見えない圧力もあり、

みな世間や他人が決めた幸せを

追っているようにしか見えません。

 

人の命を救いたいと思って

看護師になったのに、いつのまにか

「給料が下がるから、

 今の職場は人間関係悪いけど

 やっぱり辞められないよね。」

という、お金に支配された人生になっています。

 

いつのまにか自分のことが中心となり、

自分の安定を脅かすものすべてがリスクになり、

リスクを最小化しようとして挑戦しなくなり、

また他人を批判するようになります。

 

看護師になって何か、

いろいろと見失っていきます。

 

ぼくの強さは、世間や他人は一切無視して、

自分の信じる社会的正義を貫いていることでしょう。

 

ぼくは、自分の仕事がつらくなると

小児がん病棟に行くのですが、

そこでは、あと半年も生きれない子たちが、

自分の弟や妹へ、必死に絵本を読んであげて

自分が思う本当に大切なことを伝えているのです。

 

きっと、何かを兄弟に託したいのでしょう。

 

ぼくにも、自分がいなくなった後に

兄弟の面倒をみてあげてねと必死に語ってきます。

 

その重さに、ぼくは身動きがとれなくなります。

 

また同時に自分の弟も障害児なので、

言葉にできない気持ちになります。

 

そこでは、すべての不要なものが削ぎ落とされて、

本当に大切なものだけが残った真の空間になります。

 

世間、他人、お金、

システムがいかにくだらないものなのか

思い知らされるとともに、

自分が生きる意味を再確認します。

 

そして、今日もなんとか

ひとつでも多くの命を救おうと

難しい数式の証明を解き始めます。

 

システムに洗脳されて

自分の生きる意味や幸せを見失ったら、

それが本当の意味での生き地獄だと思います。

 

ぼくが働いていた救急外来では、

自分の死期が切迫した患者は、みな後悔していました。

 

自由に生きればよかった

もっと家族と一緒にいればよかった

あの時、ありがとうと言っておけば。

 

だけど、変な話です。

 

ぼくたちは生まれた瞬間から

死に向かって一直線に行進しているのは、

誰もが知っている真実なのですから。

 

今、この記事を読んでいる瞬間にも

あなたは死へ一歩一歩、着実に進んでいます。

 

だから、早く自分の人生を生きないと

同じように死ぬ直前に後悔することになります。

 

もう一度、自分が何かを忘れていないか、

システムに支配されていないか考えてみて下さい。

 

ぼくは、たとえ自分のリスクは高くても

本当に救うべき人のリスクを減らす

行動が必要だと考えています。

 

そして、それが

自分の生きる意味だと強く信じています。

 

Jah, Rastafari.

 

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徒然なるままに

土食った話から人生訓まで書きました(笑)

 

たまには構成を考えずに

自由に書くのもいいですね。

 

あくまで個人の意見ですので、

参考程度に考えてみて下さい。

 

あえて、よく質問を受ける

自分の人間的な部分を出してみました。

 

また何か質問があれば、

気軽にコメントやメール下さい。

 

公開で答えます(笑)

 

また医療者レゲエ部作りたいので、

関係者の方、連絡お待ちしております(笑)

 

典型的な帰国子女的考えと言われますが、

自分の人生、自分で決めないとね。

 

さ、ビール一気飲みして、昼まで寝るかなー。

 

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